よくある質問集 エアーウレタン |
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エアーウレタン よくある質問集(FAQ)乾燥 編但し、ラッカースプレーを厚膜に塗装すれば、夏場で翌日以上、冬場で3日以上乾燥させる必要があります。 以下に詳細に説明します。 ラッカースプレーを塗装後、エアーウレタンを塗装すると、エアーウレタン中の溶剤がラッカースプレーを一時的に溶解してしまいます。 溶かした溶剤を蒸発させるのに時間がかかります。 なぜなら2液反応型ウレタン塗料は硬化すると溶剤に溶けにくい塗膜になってしまいますので、上に皮を張った状態になるためです。 従って、乾燥時間が短すぎるとラッカースプレー内の溶剤がこもってしまいます。 この場合、ラッカースプレー厚塗りのケースでは何時まで経っても中が「ウム」状態になることがあります。 十分にラッカースプレーを乾燥させておくことが必要です。 注意点として、新車の焼付塗膜でなく溶剤に弱い塗膜がある下地やプラスチックなどに塗装する場合は、 ラッカースプレーの下の旧塗膜や下地まで溶剤を含浸させてしまいますので、同様に「ウム」状態になりかねません。 このケースでも、エアーウレタンの二回目塗装時に塗膜間に「ひずみ」が出来て「シワ」などを起こすことが稀にあります。 従って、十分な乾燥時間を置く必要があるのです。 【乾燥 編】に戻る |