イサムエアーゾール 一般ユーザー使用例_3

ご存知ですか?シリーズ ご使用事例_3



2021年5月27日

こんにちは!!

イサムエアーゾール、営業担当Mです!

更新間隔が空いてしまい、このシリーズを楽しみにしていただいている方々にはご心配をおかけしました。仕事に忙殺される、まだまだ未熟な私ですが、今後とも末永くご声援のほど、よろしくお願いします!

さて、すっかり梅雨入りして湿度の高い日や雨の日が続いております。なかなか塗装をしづらい環境ですが、そんなときこそ塗装の知識や情報を集めるチャンスです!本日は「エアーウレタン」を1番ご使用いただいている“バイク”の塗装事例をご紹介いたします。


【バイクをエアーウレタンで塗装しよう】

今回ご紹介するのは、ヤマハのニュースギア50をOD色に塗装した事例です。
どんなバイクだろうと気になった方は、こちらをご覧ください。
ヤマハ公式サイト ギア紹介特設サイト

今回、広島のユーザー様から写真や塗装条件などの情報をいただきました。紹介することに快く承諾いただきまして、本当にありがとうございます。

【パーツを取り外して下処理から】

最初にそれぞれのパーツを取り外して下処理をします。今回はホワイトの塗装がされたこの4つの部品を取り外しました。
バイクパーツ

次に耐水ペーパーを使用して研磨をしていくのですが、
ここが本日のポイント!!

通常であれば今回の場合、樹脂パーツにあらかじめ塗装がされているため#800〜1000で塗装面をペーパーがけしていくのですが、情報提供いただきましたユーザー様は「樹脂の種類によって番手を変えている」とのこと。硬い材質(ABSなど)であれば#800を使用し、比較的柔らかく柔軟性がある材質(PPなど)は#400で研磨されています。

バイクパーツ2

何故か?

それは“密着性を向上させるため”だと教えていただきました。エアーウレタンの塗膜はラッカーに比べると硬度があるため、柔軟性のある材質の場合、追従せず塗膜が割れてしまったり、剥がれてしまうことがあります。そういった問題を解決するために密着性を下処理の段階でより強固にしたいと考え、このように処理しているようです。

しかし、問題点もあります。荒めの番手で研磨した部材に上塗りを行うと、「ペーパー目が出てしまう」心配があります。この問題に関しても、今回のOD色などのツヤ消しカラーに関してはペーパー目が目視ではほとんどわからないとのこと。ただし、その他の色や艶ありカラーだとペーパー目が出てしまうことが多いので#800程度の磨きは必要だと教えていただきました。

【エアーウレタンで上塗りをしよう】

以上の下地処理をおこなった後は、エアーウレタンで塗装をはじめます。

バイクパーツ3

今回はOD色をご使用してそれぞれのパーツを塗装していただきました。

バイクパーツ4

後はきちんと乾燥させて完成です!
完成したパーツをバイクに戻していただいた写真がこちら!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

バイクパーツ3

バイクパーツ3

バイクパーツ3

し、しぶい!明らかに塗装前よりカッコイイですよ。
街で見かけたら、二度見するバイクです!やっぱりエアーウレタンはバイクとの相性がいいなぁ、、、。
どの角度から見ても、完璧な仕上がりです。

以上、「ご存知ですか?」シリーズ第4弾、エアーウレタンのご使用事例をご紹介させていただきました。

【最後に】

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
今回も素晴らしい仕上がりに感動しました。缶スプレーで塗装しただなんて疑う人はいないんじゃないでしょうか?
バイクパーツ3

自分で塗装するからこそ愛着がさらに湧き、オリジナリティのある愛車へと変わっていくのかもしれません。

何か取り上げてほしいテーマやご意見等ございましたら、下記「お問い合わせフォーム」や「アンケート」にてお知らせ下さい。

今後とも有意義な情報を発信してまいります。よろしくお願いします!



お問い合せはこちら

エアーウレタンアンケートはこちら