よくある質問集 エアーウレタン |
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エアーウレタン よくある質問集(FAQ)ちぢみ 編稀にちぢみがおきることがあると聞きますが、 2液プラサフグレーに関してはちぢまずに上塗りOKでしょうか。 他の下地塗料とは性質が違うと考えてよろしいのでしょうか。 2液プラサフグレーを厚い目に塗り、完全硬化させておけば、 下地のラッカー層に溶剤分の浸透を少なくさせる効果があり、 「ちぢみ」にくくすることがでます。 その意味では一般の他社プラサフとは違う性質と考えて頂いても結構です。 下地がどのような素材で出来ているか、 また、元に塗られた塗料がどんな種類かによって違ってきます。 塗ってある塗料が溶剤に溶けない新車塗膜や、 2液ウレタン塗膜であれば「ちぢみ(しわ状)」を起こすことはありません。 しかし、塗ってある塗料がラッカーで、且つ厚塗りされていれば、 ちぢみ(しわ)を起こす可能性があります。 特に、2液ウレタン塗膜の補修塗りの時、 サンドペーパーをかけて削られ薄くなった部分やペーパー傷の部分は 「ちぢみ(しわ状)」を起こしやすくなっています。 万が一、シンナーでちぢみ(しわ)が起これば、 ペーパー研磨や剥離剤を使って塗膜を全面剥離します。 十分に脱脂乾燥後「エアーウレタン」2液プラサフグレーを塗装し、 数日乾燥させてから仕上げ塗装をしますが、 できればプラサフは1週間以上ガチガチになるまで乾燥させる方がより安心です。 また、すべての塗膜を剥離困難な場合、 ちぢみ(しわ)の塗膜部分は研磨処理し除去しますが、その他の部分に塗膜が残ります。 従って2液プラサフグレーの吹き方は、少しテクニックが必要になりますが、 ミスト気味に何度も吹きつけます。 溶剤分を下地に浸透させないようにあっさりと霧をふき、 その都度すぐにドライヤーで乾燥させながらスプレーを繰り返す方法があります。 乾燥以降は上記と同じ方法です。 【ちぢみ 編】に戻る |